2023/7/24
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『古墳型永代供養墓』
福岡県新宮町の新宮霊園が、令和4年4月に「前方後円墳」を模した『古墳』型永久墓として売り出しました。約1年で約900人分が完売したそうです。
近年、お墓に代わり、永代供養墓や納骨堂でご遺骨を供養されるケースが増えているのは、お墓の継承問題や、子孫に墓守の負担を掛けたくないという思いが背景のようです。
一方でお墓は、一代限りではなく、代々そこに眠る一族の墓所となります。一族のつながりをお墓を中心に守り続けていくという考えが今日まで続いている中で、こうした斬新な古墳型であっても、「現代の古墳」が、古墳時代の古墳ように、時を超えて埋葬されるイメージが浮かび、共感を生んだのかもしれませんね。