2023/6/26
- 仏具
- おリン・鳴り物
『おリンの鳴らし方や回数』
おリンは、りん棒をはずませるように側面を叩くと良い響きになります。
おりんの内側や角(縁)を叩く方もいらっしゃいますが、少し高音になったり、響きがこもってしまったり、また、ヒビの原因となることもありますので注意しましょう。
回数は、ご自宅で手を合わせる時や他所のお家でお参りされる時も、1~2回で良いと思います。
厳密には、真言宗は2回鳴らして、1回目は優しく、2回目は少し強めに、禅宗(曹洞宗)では3回、浄土真宗では合掌礼拝時には鳴らさないといったように、宗派や地域によって異なりますが、合掌する前の作法として、心を整え、清浄な空間や時間を作る作法とお考えいただき、お線香をあげ、手を合わせる前に1~2回鳴らすだけで良いと思います。