2023/8/20
- お墓
- お墓づくり
『お墓とは』
お墓は、いわば一族の歴史と言えます。新しい供養の方法として、永代供養墓や納骨堂などもありますが、多くの方が、いまでもお墓に埋葬する理由は、自身が親から生まれ、親は祖父母から、といったように、そのつながりはご先祖様へと続き、逆に未来の子孫へと続く中で、住む場所は変わっても、お墓はその場所で一族をつなぎます。
つまり、そうした特徴を持つのが、お墓と言え、法的には以下のように規定されております。
(祭祀に関する権利の承継)
第897条系譜、祭具及び墳墓の所有権は、前条の規定にかかわらず、慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継する。
ただし、被相続人の指定に従って祖先の祭祀を主宰すべき者があるときは、その者が承継する。
前項本文の場合において慣習が明らかでないときは、同項の権利を承継すべき者は、家庭裁判所が定める。
とされているように、被相続人または被相続人が指定する者がお墓を承継し、それが代々と続いていくという特徴が、お墓にはあります。