相続

2023/8/26
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『相続の生前対策①』生命保険金の非課税枠

相続には、生命保険金の非課税枠があります。

相続税法は「⽣命保険⾦は被相続⼈死亡後の相続⼈の⽣活の⽀えである」と配慮し、課税されない部分(⾮課税枠)を次のように設けています。

⽣命保険⾦の⾮課税枠=500万円×法定相続⼈の数

ここでいう「法定相続⼈」とは、⺠法上の相続⼈のことです。

そこで、「相続放棄をした相続⼈」も法定相続⼈の数に含まれるため、法定相続⼈の⼦どもが5⼈の場合、仮に、そのうち1⼈が相続放棄をしたとしても、

⾮課税枠は「500万円×5⼈=2500万円」となります。

ただし、必ず適⽤されるわけでなく、受け取る⼈の⽴場や⽣命保険⾦の中⾝によって変わります。
⾮課税枠が適⽤される⽣命保険⾦は、次の要件を満たしたものです。

1.被保険者と保険料負担者…被相続⼈

2.受取⼈…相続⼈

難しい要件でないのですが、そうなっていないケースもあります。

そこで、生前にこのような要件を満たしているのかご確認されると良いでしょう。

このような制度を上⼿く活⽤し、少しでも多くの財産を遺族に残したいものです。

いざ相続が発⽣してしまってからではなく、生前また相続発生時には、専⾨家にご相談されるのが大事かと思います。

記事:株式会社トリム

編集:ぎふ供養.com

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